プスコーフ

千年の歴史を持つプスコーフ。ロシアの一番西にあるため、常に侵入者の危険に
犯されてきた。そのため今でもどっしりとした城壁が残されている。
  
まず、クレムリンに入って感じたことは、モスクワやノヴゴロドのレンガ造りの城壁と違い、
石でがっしりと組み立てられ、教会をしっかり守っていた当時のままの姿がうかがえた。


11月。寒かった。


ノヴゴロドからきた私たちに、プスコーフのガイドのおばちゃんも熱くかたる。プスコーフ
は、古い歴史を持ちながらもノヴゴロドに隠れがちだからだ。

ウスペンスキー修道院

しっかりとした城壁の中に、カラフルな教会が頭を出す。

500年以上もある修道院。現在も80人あまりの修道僧がいる。はじめ、3人の修道
僧が、ここで洞窟を発見し、そこに教会をつくった。今も修道僧の遺体はこの洞窟に
納められている。常に洞窟の中が5度にたもたれ、遺体はミイラ化しているらしい。


ここのトイレはすばらしい。これこそロシアのトイレだ。ガイドのおばちゃんが「お手洗いは、
この壁の裏側へ行くと、においで道が開けます。」そのとおりだった。一応トイレには入
ったが汚すぎてできなかった。 バスのトイレ休憩でも、驚いた。何もないところにとまり、
向こうの方にトイレがあると思いつつ、みんな木の影に隠れてしている。女性はバスの
右側。男性は左側。

 少し離れたところにも城壁があった。今は何もない殺風景なところだが、戦いの跡が
いくつも残されていた。
    
  

 ガイドさんのお勧めで、きれいな湖へ行った。夏になると、プスコーフの人々が、ここ
で休暇を楽しむらしい。


アヒルにお別れをして、ノヴゴロドに帰った。

天気はいまいちよくなかったものの、ノヴゴロドの近くにも古い歴史のある町に訪れるこ
とができて、本当によかった。
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