ノヴゴロドのホームステイ


正月明け、モスクワから3人の日本人学生が、4日間ノヴゴロド
にやってきました。都会のモスクワと、田舎のノブゴロドの違い。良さと
悪さ。彼らにとってモスクワでの寮生活との違い、ロシア人家庭での
ホームステイの経験は、どのように映ったのでしょうか。また、日本語
を勉強しているノヴゴロドの学生にとって日本人と触れ合う絶好
の機会です。ホームステイをしてくれる学生を探し、さっそくモスクワから
来てもらいました。

まずはみんなにノヴゴロドを知ってもらうため、クレムリンの観光をしまし
た。さっそく生徒のガーリャさん、アーニャさんも駆けつけて、みんなそろ
って観光ツアーです。

  市内観光では、物知りのガーリャさんがたくさんノヴゴロドの
歴史を説明してくれました

この教会を5周まわると願い事がひとつ叶うそうです。なのでみんな
で腕を組み、すべりながらも、がんばって回りました。


日本パーティー
今日は、私が教えている生徒たち全員で集まって日本パーティー
を開催しました。
まずは下準備!

にぎり寿司と巻き寿司おいしく出来上がりました!

福笑い、そして超ビックな鶴も作ってもらいました。


生徒たちを集めて、日本パーティーをしました。日本人を前にし、緊張
しながら日本語で自己紹介をするみんなの姿がとてもうれしかったで
す。伝言ゲームや、ビクトル先生の日本滞在のビデオや、けんだま、
福笑い。最後にはみんなで輪になって、授業で覚えた「上を向いて
歩こう」を合唱しました。
  
さすがにけんだまはとても難しいようです。


たくさん笑って、今年も福がたくさんきますように


みんなで持ち寄った食べ物のなかでもニーラさんが作った手作りお
菓子はとってもおいしかった!

みんなと過ごしたパーティーはとっても楽しかったです!


その夜はようこちゃんなおちゃんと一緒にわたしもホームステイさせてい
ただきました。ここの家庭はウズベキスタンからこられたそうで、おいしい
ウズベキスタン料理をご馳走になりました。夜はなおちゃんにチャチャ
チャのダンスを、ようこちゃんからはくすだまのおりかたをおそわりました。

ノヴゴロド観光その2

 木造民族建築博物館へ・・・・・・・・・    出発!   
    

    少し郊外へ行くと、ノブゴロド地域の伝統的な木造建
築を集めた博物館があります。ここでは伝統的な服を着たおばさん
が、家の中の道具などを説明してくれ、すべて当時のままの状態で
保存されているので、タイムスリップしたかのよう。

人間
メリーゴーランド発見。


そして早くもようこちゃんとなおちゃんは去っていきました。短い滞在でした
が、彼女たちはとってもいい経験をしたようです。そしてノヴゴロドをとって
も気に入ってくれました。なおちゃんに「ノヴゴロドで、何かいやな事っ
てあるんですか?」と質問されたくらいです。わたしはあえて「交通の
便が悪い」と答えましたが。最後に少し泣いていました。
          
 そして、うちに帰ってようこちゃんなおちゃんが置いていってくれたカレ
ーをみんなで作りました

  
なぜかみんなお箸です。

 
   お箸の達人     やっとお箸でつかめた瞬間


    
今日はたかお最後の日。クレムリンの中にあるレストラン"ディテツキ
ー"でノヴゴロド名産のメダルーハという蜂蜜酒を飲んだわたしたち
はなぜかすごく酔っ払いました。黒パンと蜂蜜でできた甘いお酒で
す。そしてノヴゴロド名産のお茶も飲むことにしました。いろんな草が入
ったあまいあまいお茶でした。



      
わたしがロシアに来て驚いたことのひとつに、男性は女性にコートを
着せる習慣があります。女性はコートが重いからでしょうか。

     
別に生徒を従えているわけではありません。でも確かに便利です。

     
     そしてたかおもノヴゴロドを去って行きました。

                      
みんなが滞在したこの4日間は、わたしにとってもよい経験でした。また
日本人一人になったことを考えると不安になりました。
確かに、大変でしたが、みんなモスクワの生活と一味違うノヴゴロド
のホームステイを大変気に入ってくれ、わたしも授業以外で、生徒た
ちとたくさん話すことができたり、みんなと一緒に観光をして、もっとノヴ
ゴロドというところを知ることもでき、私自身、ロシアでの生活が落ち
着けたような気がします。
 そしてわたしのひとつの目標だった、日本人とロシア人との交流は
小さいながらも成功したとおもいます。みんなありがとう。            
             

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